2015年4月5日日曜日

iPhone, iPadでギリシア語を読む (Loeb, TLG Abridged)

(1) Digital Loeb

iPad などのiOSでギリシア語の文献を読むには、基本的にはウェブでPerseusサイトへ行くのが簡単だろうと思う。あるいは、Perseus4.0の幾つかのテキストと辞書を組み込んだ学習用ソフトウェアを用いるのも良いかもしれない。(無料ので一番まともなのはLogos Bibleの Perseusセットだけれど、導入がやや面倒。)
Perseusサイトの難点は、収録作品がまだ少ないこと、著作権切れのものを中心とした翻訳が古めかしいものが多いことなどだけれど、いちばんの難点はサイトのスピード。いらいらするほど遅い。学習用ソフトの難点は、作品が少ないこと、辞書連携がまともでないものがあることなどだ。
で、初年度195ドル年会費65ドルでLoeb Classical Libraryのすべての作品が読めるDigital Loebだと、iPadの利用感はどうなのか試してみた。勿論、ギリシア語の専門家はThesaurus Liuguae Graecae (TLG)のウェブサイトを利用するだろうけれど、それはiPhoneでちょこちょこギリシア語を読みましょか、みたいな需要には大がかりするように思う。お値段のことは置いても、英訳がないのはちょい読みには不安だ。Loebは基本見開きで左頁にギリシア語、右ページに英訳なのだけれど、左頁だけの表示にすることも出来るし、iPhoneならいっそ見開きのまま、左側だけを画面に入れておいて、悩んだら右ページをすっと見るとかでもよい。後は EBPocketのLSJないしintemediate Liddellとの組み合わせでサクサク)。Digital Loebの方でiOS用のアプリ作ってくれるとありがたいんだけれど…

ちなみに、iPhoneを横にしてメナンドロスの「辻裁判」を表示して単語調べたりしているスクリーンショット。選択部分を長押しすればcopyの指示が出るのでコピーしてEBPocketへ移動すると単語が調べられる。鉛筆マークをタップすればメモも取れる。
Digital Loeb (iPhoneで)
EBPocket

TLG Abridged

私のTLGのアカウントは去年失効してそれからサイトに行っていなかったんだけれど、久しぶりに行ったら、Abridged TLGというのが無料で使えるようになっていた。最初に登録は必要だけれど、そんなに面倒ではない。翻訳へのリンクも(オンラインに翻訳が確認できる場合)ページごとの対訳にはなっていないけれど一応あるし、単語をクリックしたら右側に原形や辞書へのリンクが並ぶので、結構便利に使える。この変化形分析は多分PerseusのものなのでやっていることはEBPocketとまあ同じ。辞書へのリンクが、Safari内の別窓で開く。読んでいる場所のブックマークは出来ないみたいだけれど。
パソコン上のスクリーンショット(部分)とiPhoneでのスクリーンショット。iPhoneだとやや狭いがiPad mini (横)だと充分使い物になる。ギリシア語テキストを二つ横に並べて表示するモード(Parallel Browsing)もあり、これも使いようによっては便利そう。
パソコンでのTLG abridged
iPhoneで


2015年4月4日土曜日

iPod Classicの大容量化(1)

iPod Classic (160GB)を256GBにする試み(1) 。
(1)なのはまだ256GBフラッシュメモリが到着していないから。海外から発送されたのは一週間前なのでもうすぐ来るでしょう。大容量化が上手く行くかどうかはまだ分からないけれど途中経過の報告。

iPod Classic (160GB)は当初、自分の持っている音楽CDをすべて持ち歩くという考えが魅力的なので購入した。もともとヴィデオに使うつもりはほとんどなかった。購入当時は、もっぱらそれで音楽を聴いていたのだけれど、iPhone4Sにしたあたりから、音楽はiPhoneに「長い間再生していない曲」というプレイリストを作ってそれでさいせいするのがメインになっていた。音楽ファイルの容量がiPodの上限を超えたからだ。それでも、ポピュラーはiPhone, クラシックはiPodにして使い分けたりしていたのだけれど、それでもiPod部分が限界を超えた。当初モノラル音源やステレオ初期音源についてはビットレート192でリップしていたのを、全部320でやり直したら、ますます容量が足らなくなった。このiPodはその後故障して有償交換しているので、まだ電池は結構保つ。

で、アップルがiPod Classicの販売やサポートを停止した(する)という話を聞いて、何とか大容量化できないのかしら、と思っていた。調べるとClassicについては出来ることが分かった。最大限1TB iPodを作ることが出来るらしい。これだと手持ちCDを全部CD音質で聞けるのだけれど、さすがに今から全部リップし直すのは自分の余命を考えても面倒くさい。iPod Classicの余命を考えると、256GB位で十分ではと言う気がする。

で、iPod 大容量化のために必要なものと費用。
互換バッテリー(ついでだしバッテリー交換もしても良いだろう) 1500円位
iFlash bundle (SDカードをiPodに接続するためのケース) 4000円
Flexible Steel Pry Tool 300円
上記二つはwww.tarkan.info/storeから。送料無料。
PNY SDXC メモリーカード SDカード 256GB UHS-1 Class10 16000円位。このカードをtarkanのサイトは推奨している。
iFlash bundleはこんな感じで、二つの部品 iFlash とSD-CF Adapterから出来ている。

上記に加えて、マイナスの小さなドライバー、テレフォンカード、パウチしたカードを使う。Flexible Steel Pryの代わりにiSeamoでも良いけれど、Tarkanで売っているものの方が安い。
道具・部品一覧(テレカがないのでバスカードを使った)
iPodの右端、銀色のケースとの継ぎ目の真ん中付近にテレカを差し込んでゆく。ある程度刺さるとその裏側にパウチカードを押し込んでゆく(継ぎ目を広げる)。で、その脇に Steel Pryかマイナスドライバかを差し込んでぐりぐり継ぎ目を広げる。
こんな感じ。ケースの、出っ張りになっているところは本体と繋ぐためのツメなのでそこを避けて奥へぐりぐり。ある程度刺さったらドライバも使って本体を浮き上がらせる感じで捏ねる。一本はつねに刺さった感じで右端のあちこちをぐりぐりしているとそのうち本体が浮き出してくる。で、ぱかんと外れる。

今できるのはここまでなのであとはメモリが来るのを待つ。まだ、HDとのコネクターを接続したままなのでこの状態でもiPodとして使える。メモリを入れて上手く認識されれば(2)が書けます。(2)を書きました。一度失敗したけれど何とか256GB化に成功。