2013年4月20日土曜日

iPadのePub Reader (2)

前回、Kindleで購入した本はKindleを使ってハイライトやノートの同期が出来るが、そうでないものは出来ないこと、Windows対応のNeosoarBookがそれが出来そうなことを書いたが、NeosoarBookをParallelsのWindows環境で起動したらAdobe IDを要求し、自分のAdobe IDを入れたらログインを拒否されてしまった。そのときの理由が中国語なので、なぜ拒否されたのか分からない。「輸入なんとか」って出たから、国の問題とかあるのかもしれない。結局これも使えないことが分かった。
PCとのannotationの連携に一番力を入れているiPad専用のeBook ReaderはMarvinかもしれない。そのMarvinはMac/Win/Linux用のePub管理ソフトであるCalibreにannotationを書き出すこと、自分のannotationやハイライトをHTMLやCSVに書き出すことが出来るが、Calibreにannotationをインポートしても、Calibreのリーダーではそれは表示されない。そのやり方も基本的に、書き出したannotationをパソコンにメールし、それをCalibreが読み込むって方法だ。また、Calibreにはハイライトやノートを作る機能がないので、PC上で作ったannotationをMarvinに移すことも出来ない。つまり同期機能ではない。これは使えない。
今のところ、単純なこと、つまりiOSとMac上のePub Readerでハイライトやノートを同期することは出来ないと分かった。まあいいや、そのつもりなら(誰が?)。「もういいでしょう」とか「パトラッシュ、ぼく…」という感じだ。著作権尊重は大事なことだし、いずれ専用リーダーアプリ以外ではDRM FreeのePub書類しか使えないので、買いたい本がすべて一つの書店(アマゾンとか、Koboとか)にない限り単純に統合された環境でePubを読むことは出来ないのだから、当分の間洋書は紙で買って自炊だ。後数年すれば状況が変わるだろう(良く?悪く?)。(私が著作権法を誤解していたので一部削除線を入れた。)

一つだけ、eBookについてこんなことを言っているアプリのサイトがあった。mobipocket Readerだ。
Annotate & Highlight : It's Your Book 
You can annotate, bookmark, highlight, any part of any eBook and share your annotation on every device with Mobipocket ebook reader installed: connect your device and all your annotations will be synchronized. You can add and delete annotations on your reading device and on your PC at the same time. (http://www.mobipocket.com/en/DownloadSoft/ProductDetailsReader.asp)
でもそう思っている人はごく少数なんだろう。 ちなみにmobipocket ReaderはiOSとAndroidには対応していない(-_-)。

1 件のコメント:

北野研究室 さんのコメント...

こう書いたものの、あまりの安さに、Koboで本を買ってしまった。
今日買ったAndina Tizianaの The Philosophy of Art: The Question of Definitionは、まだアメリカでは紙の本は予約で112ドル、Kindleは既に出ていてアメリカだと81ドル、日本だと8040円なのに、楽天Koboだと1508円だ。他にも二冊Koboで買っているけれど、ここまで極端じゃないけれどいずれの場合も安さが際立つ。Koboの洋書は貧者の福音かも知れない。